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倉庫をブックカフェに
住宅のリノベーションを中心に、年間30件弱の施工を手掛けるゆくい堂(東京都台東区)は、廃材を活用したリノベーションをコンセプトに、差別化戦略を図っている。
ROUTE BOOKSの小上がりスペースは、廃材の合作。手前の机は、扉をそのまま使っている
廃材を活用する理由は、リフォームする中で廃材を使いたいと思う機会があるからだという。
「私自身が古材やレトロものが好きなこともあるのですが、リフォーム現場で出た廃材をアレンジして使います。もったいないというよりは、使いたい思いが強い。ご相談に来る方も、古いものが好きな人が多いです」(丸野信次郎社長)
その代表例が、本社隣にある2階建ての建坪約50坪のブックカフェ「ROUTE BOOKS」。築年数は40年ほどだったが、倉庫兼事務所としての利用を終え長らく空いていた。
そこで、リノベーションを通して、幾多の廃材を活用した。まず1階には小上がりを設置したが、これは剥がしたフローリングの再利用。色を黒く塗り、別で保管していたものも合わせて使った。
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