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「未改修中古物件の流通を増やす」、リノベるとクリアルが描く真の中古流通

「未改修中古物件の流通を増やす」、リノベるとクリアルが描く真の中古流通

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中古+リノベを軸にリフォーム売上高約68億円のリノベる(東京都港区)は、中古物件のマッチング、流通を強化している。昨年11月、不動産投資クラウドファンディングサービスを提供するクリアル(同台東区)と提携の覚書を締結。クラウドファンディングで調達した中古物件を紹介するサービスを開始した。その狙いは何か。

【リポート/編集部 高田遥介】

築古物件をクラファンで購入

リノベる×クリアルのビジネスモデル図

このサービスの仕組みはこうだ。まず、リノベるに中古+リノベでマイホームを探す人にヒアリング。クリアルは、傾向に近い物件をあらかじめクラウドファンディングを通じて得た資金で購入、賃貸運用する。マッチングすればクリアルからリノベるの顧客に売却し施主が購入、投資家に配当、元本償還する流れだ。

クリアルが購入する物件は、未改修の築古マンション。エリアや金額などは特に制約を設けず、これまでリノベるが手掛けた約3700のマッチング事例からニーズの高い物件を参考に購入する。

「物件の買い手側、売り手側の両方にメリットがあります」と、リノベるの経営企画本部の稲田拓朗氏は語る。

まず買い手側にとっては、これまで市場では目にしなかった物件が見られるので、マッチング率、満足度向上につながる。

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