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ハウスドゥ住宅販売 執行役員 FC事業部事業部長 大野雅人氏
不動産フランチャイズ「ハウスドゥ」を展開するハウスドゥ住宅販売(東京都千代田区)は現在720社超の加盟店を1000社に拡大させていく方針だ。同FCでは加盟企業に対し、不動産売買仲介事業などの経営支援をしている。
加盟店を増やすために同社のFCの特徴の一つである異業種の受け入れと支援をより強化していく。近年は、不動産会社はもちろん、建築リフォーム業、リユース事業者、士業などの加盟が増えている同FC。「リユース系の事業者が多い背景には、空き家が増え、その処分の際に家財整理のニーズがある」と執行役員、FC事業部事業部長、大野雅人氏は語る。
さらに、加盟店の成功事例の情報発信も強化していく。最近では脱サラからわずか3年目で年間約1億円の仲介手数料収入を達成したケースがある。一般的な成功モデルとして、営業担当者4~5名体制で事業開始3~4年で仲介手数料1億円から1億5000万円の達成、営業利益ベースで3000万円から4000万円がモデルケースと同社は語る。
現在、買取再販ビジネスへの参入が増えていることから、仲介事業をきっかけに同事業に参入していくことも支援。「仲介業務を通じて市場の流通に直接触れることで、売れ筋物件の相場感を理解できます。相場を把握しないまま仕入れ(買取再販)から始めると失敗に繋がりやすい」(大野部長)。まずは仲介業で市場の動向と相場感を確立し、その上で物件の買い取り、リノベーション、適正価格での販売というステップを踏むことの重要性を語る。

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