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野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は中古住宅の売買を仲介する際に、事前診断や保証を付ける「ホンキの補修保証」サービスを強化する。同サービスは昨年12月にスタート。これまで実績は1500件近くと好評で、このたび、戸建ての保証内容を拡充した。

より安心な中古仲介を目指す
サービスの特徴は、中古住宅の仲介時に建物診断を行い、一定の基準をクリアする物件には最大250万円を保証するというもの。期間は引き渡し後1年間。
戸建ての保証内容はこれまでシロアリ被害と雨漏りだけだったが、今回の制度改訂により、構造上主要な部位の木部の腐食、給排水管の故障も付け加えられた。また、保証対象は従来、築20年までだったが、このたび築25年までに拡大。
また、サービスのもう1つの特徴は、診断時に劣化が発見された場合、そのリフォーム・リペア補修費用を同社が負担するというもの。補助費用は最大5万円。補修により、品質基準を満たした場合も保険対象となる。
なお、同サービスは買い主、売り主ともに、利用料は無料。「中古でもより安心して購入いただけるようになり、仲介数は前年より上回っています」(流通事業本部営業推進部企画研修課長、寺田正典氏)。
なお、野村不動産グループでは年間約6500件の仲介を手掛けており、戸建てはおよそ2割。
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