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東急リバブル(東京都渋谷区)は、自社で仲介販売した物件に対してリフォームの保証サービスを開始した。
サービスの名称は「リバブルあんしんリフォーム保証」。施工後の不具合を補修する際、施工費用最大500万円を2年間保証する。
対象となるのは、同社の売買仲介店舗で住宅を購入し、同社が提携するリフォーム事業者を利用して50万円以上のリフォーム工事を行う場合。工事費用を上限として、補修費用を同社が保証する。リフォーム内容は限定しておらず、太陽光発電システムの設置などにも対応する。ユーザーが支払うのは従来通りの手数料だけで、同サービス利用に当たっての負担は発生しない。対象地域は首都圏の同社営業エリアとする。
これ以外にも構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分の工事は、リフォーム瑕疵保証で5年間保証する。
太陽光発電の設置にも対応
提携業者は34社。サービス提供エリアであれば、どの地域でも相見積もりを取ることができる。また工事品質を一定に保つため、着工前の仕様書審査、施工中の写真審査、工事完了後検査を行う。
サービス開始に合わせて、自社内にリフォーム相談窓口を設置。リフォーム箇所にトラブルが発生した場合には、施工業者を介することなく補修に関する相談をすることができる。「他社の仲介との差別化を図り、仲介件数を増やすことが目的です。反響によっては、全国の店舗で同サービスを提供する可能性も十分にあります」(戦略企画部 小林浩課長)
同社は昨年10月から仲介物件の不具合の補修に対し、最大250万円を1年間保証する「リバブルあんしん仲介保証」を開始。これまでの実績は首都圏を中心に4000件に上る。2つの保証は併用可能で、リフォームした箇所は「リバブルあんしんリフォーム保証」、していない箇所は「リバブルあんしん仲介保証」を利用することができる。

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