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不動産プロデューサー、設計デザイナー、フードコーディネーターの3人が組んだリノベーションサービス「世田谷キッチン」が2月にスタートした。
手掛けたのは東京都世田谷区で不動産事業を行うわくわく・世田谷不動産。コラボする3名は全員女性。リノベーションのコンセプトは「女性目線で作る世界にひとつだけのキッチン」。
設計は数々の人気ショップのデザインを手掛けてきた岩間眞記氏。フードコーディネーターの朝日ゆかり氏は世田谷区二子玉川で玄米カフェ「ナチュラルクルー」を運営。料理を通じて得たアイデアをキッチン設計に生かしたり、使い方をアドバイスしたりする。
ターゲットは世田谷区に住みたい女性。年齢は30~40代。同社では中古住宅を購入してリノベーションして住みたいユーザーに対して、3名が連携して対応する。不動産探し、売買契約、設計・施工を一貫してプロデュースするワンストップビジネスとなる。
また、同社が不動産を仕入れ、再生した後に販売する再販事業も行う。
リノベーションはキッチンを含め、スケルトン改修を想定。費用は500万円超になる見込み。中古物件価格は4000万円前後を想定しており、中古を買ってリフォームしても、近くの新築住宅に比べて割安な価格帯で提供することができるメリットを伝えていく。
初年度の売上高計画は1億5000万円(不動産価格を含む)。
不動産プロデュースを担当する同社代表取締役社長、倉沢涼子氏は「これまで不動産仲介をしてきて、奥様が重視されるものがキッチンでした。女性一人ひとりが求める1点もののキッチン、『オンデマンド』なものを作っていきたい」と話す。
今後はfacebookを通じてPRを行っていく。同社は社員5人。賃貸仲介事業をメーンに手掛ける。

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