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MOZU、サービス開始1年で6000社突破自社システムで柔軟な発注対応

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MOZU、サービス開始1年で6000社突破 自社システムで柔軟な発注対応

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登録会員に向けて建築資材を安く販売するマーケットプレイス「MOZUオーダー」が、サービス開始1年で登録者数6000社を突破し、単月受注額は1億円となった。運営はDXプラットフォームを提供するMOZU(東京都港区)。

野口真平社長は手応えをこう語る。「当社のサービスの利用者は、発注者が現場施工を行っているケースが多い。そのため注文内容の確認や納期がスマートフォンですべて確認できる点も好評いただいています。また、クレジットカード決済を採用しており、与信がない企業や個人事業主、スタートアップ企業の登録も相次いでいます」

MOZU 開始1年で登録6000社、単月受注額1億円となった開始1年で登録6000社、単月受注額1億円となった

現在同サービスで注目を浴びている商品群は、ユニットバスやシステムキッチンだという。通販サイトと同様のサービス提供の形態であると、見積書の作成や一度注文ボタンを押すと変更ができなくなるといった不便が生じていた。そこで、自社でシステムを開発。チャット内に現場図面や天板の色や水栓の種類などの情報を送ると見積書を作成する。注文後の訂正や仕様の変更は、注文履歴から修正依頼ができる。

さらに水栓やパッキンなどの在庫品の一括購入に関する価格交渉にもチャットで対応している。

今後に関して野口社長は「地域によっては、近くに商社の事務所がない事業者や、資材高騰のなかで、商流の多重化によるさらなる中間マージンに悩まれている事業者の助けになるサービスとなるよう展開を進めます。そのため、登録社数を2030年までに7万社にすることが目標です」と語った。

MOZU 野口真平社長野口真平社長

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