オール電化軸に、省エネ改修推進
小売電気事業の大手東京電力エナジーパートナー(東京都港区)は7月以降にリフォーム会社を立ち上げる。大手住宅会社のアフターフォロー事業などを手掛けるエプコ(東京都墨田区)との共同出資で新会社を設立する計画。新会社では主にエコキュートやIHクッキングヒーターなど、オール電化関連の商材を軸にし、ユーザーの省エネに貢献する改修を推進していく。
商品開発室の片山俊氏(左)と森村和三氏(右)
背景に電力・ガス自由化
新会社では改修前に光熱費がどれだけ下がるかシミュレーションを行う提案を売りにしていく。約2000万件の電力使用データを持つ強みを生かし、最適な省エネ提案をする。リフォームは設備代と工事代をパッケージ化し、分かりやすいプランにする方針だ。
診断システムや施工後のアフターフォローは、コールセンターサービスを提供しているエプコと連携して行っていく。

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