ガス事業などを手掛けるいのまた(山梨県甲斐市)は「スミゴコチ」というブランドでリフォーム事業を展開しており、新規開拓営業を強化している。

▲甲斐市を地盤にリフォーム推進するいのまた
同社は甲斐市を中心にLPガス顧客3000世帯、都市ガス顧客1100世帯などの管理を行っている。
リフォーム事業については2年ほど前からスタート。当初は下請けの細かな工事が中心だったが、利益率を改善するために元請けに転換した。前期(6月決算)については下請け工事の割合が落ちたため、機器のリフォームなどを含めた住宅改修は全体で1億円ほどの売上高だった。今期は1億3000〜5000万円のリフォーム売上高を計画している。
特徴として打ち出しているのが造作家具。同社では1名の専属大工を抱えており、単なる設備のリニューアルだけでなく、オリジナルの造作家具による収納の提案までも行っている。
営業マンは3名で、ガス関連の免許も持っているため、ガス顧客からのリフォームにもワンストップで対応できる点が強み。「従来のガス事業だけにとどまらず、これからは『クリーンエネルギーと住環境の整備』をテーマに事業を拡大していきたい」(猪股尚幸社長)。

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