「窓に求める性能は、8割弱が『断熱性能』と回答」--。LIXILが、首都圏の主婦を対象に行った意識調査で、こんな結果が明らかになった。
「窓に関する困りごと」では、「結露」との回答が6割で、突出して多かった。次に「冷える」が3割、「掃除が大変」が2割と続く。
LIXILが、首都圏に住む主婦520名を対象に、自宅における冬の寒さ対策と窓に関する意識調査を実施したもので、窓に求める性能としては、「防犯性」、「安全性」が6割台で続いている。冬の暖房時に家から逃げる熱のうち、窓やドアなどの開口部を通るものは約6割といわれており、「窓」に向けられるエンドユーザーの目が、断熱性と結露対策を重視していることが浮き彫りになった。
LIXILでは、「住宅エコポイントや節電志向の高まりなどによって、冬場を快適にすごすための断熱リフォームが注目を集め、そのニーズはなお高い」と見ている。調査は東京、埼玉、千葉、神奈川の20代から60代の主婦(既婚女性)を対象にインターネットで行われた。

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