アットホーム(東京都大田区)が行ったアンケート調査によると、家を購入する際、「近隣住民の雰囲気も住宅購入の決め手となった」と回答している人が6割近くに上ることがわかった。
住宅購入に際し「近隣住民の雰囲気が決め手になったか?」
同調査は、首都圏1都3県対象の20~40代で住宅を購入した男女600人を対象にしたもの。それによると、現在の住まいを購入する際、近隣住民の雰囲気も決め手の1つになった人は58.3%と6割近くにのぼった。「いいえ」と回答したのは21.8%、「どちらでもない」が19.8%だった。
また、新築と中古の比較では、新築で近隣住民の雰囲気が購入の決め手になったと答えたのが56.4%だったのに対し、中古の場合は64.7%と大きく跳ね上がっている。
さらに、現在近所付き合いに満足しているかどうか聞いたところ、全体では49.7%と半数程度となっている。近所付き合いも購入の決め手になった人は、「満足している」が59.1%。「決め手になっていない」人では43.5%、「どちらでもない」人は28.6%と、満足度に大きな違いが出た。
ちなみに、もし良好な近所付き合いを買うことができたら現在価格に上乗せしてもいい価格は160万円になることがわかった。

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