住環境研究所(東京都千代田区)の調査により、家族間で生活時間が揃わない「時差家族」が、持ち家世帯の4割強を占めることが分かった。
回答者のうち「家族に夜勤あり」10%、「家族で休日が揃わない」34%、合計44%が「時差家族」だった。
住まいの満足度については、「時差家族」の注文住宅居住者は、建売、マンション居住者より「満足」「まあ満足」と回答した人の割合が7~18%多い。「時差なし家族」では注文住宅と建売、マンションの満足度差は3~4%だった。
「時差家族」と「時差なし家族」の満足度の差が最も大きい項目は、「就寝環境」だった。また、寝室を衣料収納や着替え室などと兼用せず、就寝専用としている場合は「満足」「まあ満足」の割合が比較的向上。兼用の場合と比べると、「家族に夜勤あり」で13%、「休日が揃わない」で6%高くなった。

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