住設メーカーのダイドー(大阪府河内長野市)は、天井施工などの負担を軽減できるアシストスーツTASKAR3.0を5月に発売した。高齢者や女性でも作業しやすいよう、50%以上の軽量に成功。重量が1.7kgにまで減ったため、長時間の作業でも疲れにくくなった。
導入コスト低下と軽量化に成功した最新モデル
リュックサックのように背負ってパッドの部分に腕を置き、固定するだけで装着できる。アシストスーツに多い腰をサポートするのではなく、腕を上げた際にアシストが発生。上腕を保持、腕や肩へかかる負担を軽減する。電力が不要となっており充電の必要もない。天井施工や壁の塗装作業、タイル貼りなどさまざまな作業に活用できる。
今回、TASK AR3.0にバージョンアップしたことで従来のモデルからさまざまな進化を遂げた。重量を既存のモデルの半分以下にし、背中に密着しない構造にすることで装着感が向上。アシスト力が急に強まる心配もなく、スムーズな動作を実現。

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