近年、豪雨や風災害で建物に大きな被害が発生していることからシャッターの需要が伸びている。文化シヤッター(東京都文京区)では需要拡大に対応し、スマホで操作できる機種や、高耐風圧仕様の機種を増やしつつある。
電動シャッターシリーズ
外出先から「マドマスター・スマートタイプ」を操作するイメージ
2015年から発売した「マドマスター・スマートタイプ」はIoT化した電動窓シャッター商品。2018年からは専用クラウドサーバーとワイヤレス集中制御システム「セレコネクト2」を追加したことで、スマホによる屋外からのシャッター開閉が可能となった。外出先で天候が悪化したときなどに重宝する。Amazon Alexaとの連携も可能で、音声による開閉作業も行える。
昨年9月からは、風に強い高耐風圧仕様の「ウインドブロックシリーズ」をラインナップした。通常の窓シャッターは耐風圧強度が800Paであるが、同商品は風速68m/秒に相当する1400Paを確保。風災害に対して、より高い災害対策を組むことができる。
「電動シャッターでは、タイマー機能で朝起きる時間に開ける設定もできます。朝日を浴びて起床する事や、手動でシャッターを上げることができない高齢者の方が電動化でスムーズな開閉を行うことができます。さまざまなライフスタイルに合わせた提案をしてもらえれば」(広報室榎田征浩氏)

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