Qrio、ハンズフリーで玄関を解錠

鍵なしで外出が可能に

スマートフォンの操作で玄関ドアを瞬時に施錠・解錠できるスマートロック商品がある。家庭用IoT商品の開発・販売を手掛ける、ソニーグループのQrio（東京都渋谷区）が販売する「Qrio Lock」（キュリオロック）だ。

取り付けもカンタン。各種通販サイトから購入できる

同商品にはハンズフリー機能が搭載されており、手がふさがっていてもドアに近づくだけで解錠できる。ドア前5メートルほどの距離から反応するため、ロック解除を待つ必要がない。オートロック機能も搭載され、ドアを閉めるだけで自動的にカギを施錠。自宅のドアをオートロック化することで、締め忘れを防止できる。「スマートフォンを持っていない人も、キュリオキーと呼ばれるリモコンタイプのものを別途購入していただくことで利用できます」（取締役・高橋諒執行役員副社長）

スマートフォンのアプリ上で家族全員が鍵をシェアすることも可能だ。電池切れで家に入れなくなるなどの心配も不要。電池が4本入る仕組みで、普段は2本で動作をする。残り2本はメインの電池が切れたときの予備だ。

「サムターンホルダーは3つ付属してきます。別売りで2つ販売しており、全体の約85％の鍵に対応しています」（高橋副社長）

2018年から現行モデルを販売。過去作込みで累計15万台以上を販売しており、利用ユーザー数は35万人を超える。オープン価格で各種通販サイトから購入できる。