東南アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大で納品が遅延するなどの影響が出ていた給湯器やトイレ。9月上旬には各メーカーが遅延状況を公表し、現場でも「モノが入ってこない」といった状況もあったが10月に入り少しずつ改善してきた。
【リポート/編集部 高田遥介】
ベトナムのロックダウンで生産量減
給湯器も遅延、影響長引く
TOTO(福岡県北九州市)は9月2日にトイレのウォシュレットシートタイプ、一体型便器などが遅延していると発表していた。コロナの感染が爆発的に広がっていたベトナムでの部材の生産が滞ったためだ。
「現在、代理店様から私どもへ注文がきて出荷するまで、1、2か月納期で対応しています。11月ごろから少しづつ改善する予定です」(TOTO広報担当者)
だが、現在状況は好転。ベトナム以外の生産拠点が確保できたた
LIXIL(東京都江東区)も同様の理由で納期遅れが発生している。

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