キッチンの生ゴミを粉砕し、下水道に流すディスポーザー。マンショ ン購入者の中では「便利、快適」と、以前から高評価を受けている。コロナ禍でおうち時間が増える中、さらに、人気の住宅設備となっているが、まだまだ普及率は低い。裏を返せば、市場に出回っていない商品だからこそ、他社との差別化を図るために有効なアイテムとして活用できるチャンスがある。今回は、キッチンの差別化提案に最適なディスポーザーについて紹介する。
クローズアップ建材 ディスポーザー
家庭内の臭い問題の代表格として挙げられる「生ごみ」。放置すると、悪臭だけではく、ゴキブリやコバエなどの害虫の原因にもなる。また、まとめて処理をしようと三角コーナーを置くとシンクも狭なる上、生ごみは重いし、水分を上手に切らないと袋の下から汁がポタポタ...。何より、生ごみを貯めておくための三角コーナーや排水口のヌメリの掃除を苦手とする主婦は多い。ディスポーザーを導入すれば、こういった「生ごみ」問題から一気に解放される。
ディスポ―ザーは、標準採用するマンションも増えている中で、その便利さにエンドユーザーからの注目も高まっている。商品選びのポイントとしては、サイズ、給水方式、スイッチ方式などが比較ポイントとなる。特にトルクと言われるモーターを回すための駆動力は低いと、処理物がカッターの間に挟まれ機械が動かなくなる噛み込みの原因になるため、メンテナンスの手間が発生するため注意が必要だ。
- エコロジック[アナハイム社]
- 米国アナハイム社は日本国内累計販売実績が約100万台と圧倒的No1のメーカー。軽量で工事がしやすいこと、モーターを回る駆動力が高いのでトラブルが発生しにくく、施工会社にとっても手離れが良いのが人気の理由。コスパも良く、小世帯家族に人気なのが特徴。オープン価格は、標準工事費込みで6.8万円~。

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