リンナイ(愛知県名古屋市)は「Go to meet Rinnai2023」と題した取引先向け展示会の場で、2023年度の経営方針を明らかにした。同社が最重要課題として掲げたのは「商品の安定供給」だ。
冒頭、穂谷野弘幸執行役員は次のように話した。「2022年はメーカーの使命である商品の安定した供給ができなかったことをお詫びします。現在はおかげ様で増産体制に入っており、受注残解消に向けて平準化することができました」
今後は、地政学的リスクや自然災害など想定外の事態に対応できる体制の構築に取り組む。そのために商品や備品の在庫量の拡大、部品の複数社への発注を実施することをアピールした。「近々の課題と捉えているのが、世界的なサプライチェーンの構築です。商品を安定供給するのは私たちの責務と捉えている」と穂谷野執行役員は意気込む。

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