遮熱や落下・転倒防止、防犯などの対策は安心・安全な暮らしに不可欠だ。そのための機能に細部までこだわった建材を紹介したい。
クローズアップ建材 安全な暮らし提案
家の内外にはさまざまな危険が潜んでいる。例えば、昨今では、秋になっても強い日差しと高温が続き、庭先やベランダなど日の当たる場所は熱くて素足で歩けないくらいになる。子どもが安心して遊べる空間を確保するためにも「高温になりすぎない素材」が求められる。
また、浴室といった水回りで滑りやすい場所には、万が一転んでも大けがにならないよう、クッション性が高く水はけのよい床材が不可欠だ。
戸建てにはロフトスペースがある家も多く、その昇降に使われるはしごは、転落を防ぐために踏板の広さや素材、手すりのグリップなどに留意しなければならない。
家の要所であり使用回数の多い玄関ドアは、防犯性はもちろん、機密性や断熱性が高く、人体にも無害な素材がポイントだ。リフォームの際には安心・安全を確実に実現できる建材を選定することが必要だろう。

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