3Dバーチャル空間で新築やリフォーム後の生活イメージが体感できる新たなシステムが登場した。
バーチャルリアリティの総合プロデュースを手掛けるソリッドレイ研究所(神奈川県横浜市)が開発したもの。商品名は「duosight(デュオサイト)。このツールは3次元CADデータを使って、実物大の3Dバーチャルルームが作り出せるというもの。3D空間プロジェクターで壁面と床面に映し出される。
3D仮想空間で新築やリフォーム後の空間を体感
専用のメガネをかけると、実際に住宅の中に入ったかのような仮想現実空間が広がる。手を伸ばせばドアやテーブルに触れられるようなリアルな感覚が味わえるのが特徴だ。住宅の室内だけでなく、外観や、空から家を見下ろすことも可能。
CADデータを変えることで、見えるバーチャル空間の仕様も変化する。具体的には壁や床のデザインや色、インテリアや設備のレイアウト、間取りなどが変わる。
販売代理を行うセールスビジョン(東京都港区)の酒井めぐみ社長は「ビルダーやリフォーム会社にはこの3D空間を仮想現実のモデルルームにして、お客様への提案ツールとして使ってほしい」と話す。

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