ウェブサイト「イエイ」の利用者が伸びている。同サイトは不動産売却希望者向けに査定サービスを提供する。2008年に開設以来、これまで300万人が利用。
ユーザーは戸建て・マンションなどの住宅種別と立地を入力するだけで、査定申し込みが可能。最大6社の不動産会社から査定見積もりが届く。ユーザーは比較検討し最適な業者を選ぶことができる。比較検討した結果、"お断り"を入れる会社には同社が代行するサービスもある。
ネットで売却査定
同社では一定の基準をクリアした不動産会社1000社を登録。ユーザーからクレームが多い会社は退会させられてしまうという「イエローカード制度」があり、サービス品質の高い業者をそろえる仕組みがある。
専用オペレーターも不動産知識を持ち、責任者は宅建免許を持つなどオフラインでの対応も整えている。
運営会社Q(東京都港区)の西原佑九社長は「国も力を入れている中古住宅流通はさらに増えていきそう。お客様にも不動産会社にも喜ばれるサイトにしていきたい」と話す。

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