有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

IHクッキングヒーター、グリル(オーブン)で本格的な調理が可能に

IHクッキングヒーター、グリル(オーブン)で本格的な調理が可能に

このエントリーをはてなブックマークに追加

見た目の美しさや掃除のしやすさなどから、人気のIHクッキングヒーター。最近では、省エネ性や利便性を向上して、快適に調理ができるモデルが登場している。

フラットなトッププレートで掃除が簡単なのもIHの利点
フラットなトッププレートで掃除が簡単なのもIHの利点

電磁波の流れを工夫。アルミ・銅・ステンレス鍋も使える

 IHクッキングヒーターは、内蔵された磁力発生コイルから鍋底にうず電流が流れ、電気抵抗が起きて鍋が発熱する仕組みになっている。そのため、底が平らで磁力に反応する鍋でないと使用することができない。

 そこで最近増えてきているのが、オールメタル対応のヒーターだ。IHとほぼ同じ仕組みだが、電気抵抗の少ない鍋なら大きな電磁波を流し、発熱させる工夫が施されている。そのためアルミ・銅・ステンレス多層鍋などの金属鍋が使えるのだ。1口だけではなく、2口ともオールメタル対応しているモデルも多くなってきている。

オールメタル対応で使い慣れた調理器具が使える
オールメタル対応で使い慣れた調理器具が使える
アルミ・ステンレス・銅などの金属鍋に対応
アルミ・ステンレス・銅などの金属鍋に対応

グリルでパンやてんぷらも

 最近では、グリル(オーブン)の機能も進化している。

 食材の両面を自動で焼き上げるので、ハンバーグやさんまの塩焼きなど焼き加減の難しい調理も、食材を裏返さずにおいしく焼き上げることができるようになった。

 このほか油を使わずにフライやてんぷらを作れるノンフライ調理、パンや焼き菓子などを調理することができるオートメニュー搭載のモデルが登場している。

グリルが進化、油を使わずエビフライが調理できる
グリルが進化、油を使わずエビフライが調理できる

 また、グリル調理で悩みだった掃除の手間も軽減されている。

 油の飛び跳ねを少なくする形状や、焼き網を無くすなどの工夫が施され、調理後も庫内がきれいで手間が少ない。汚れが気になったときも、庫内の形状がフラットで、奥まで手が届きやすいなど、掃除もしやすくなっている。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる