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YKKAP、通期売上高4097億円の見通し

YKK AP、通期売上高4097億円の見通し

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 YKK APの2014年度通期の売上高は4097億円で、前年比64億円、2%増える見通しだ。国内ビル事業や窓事業の伸長、さらに海外におけるファサード事業や米国の景気回復によるアメリカ社の売り上げ拡大により増収を確保した。

2014年度AP事業売上高・営業利益
2014年度AP事業売上高・営業利益

 一方、営業利益は前年比32億円減の262億円となる見込み。円安の進展によるアルミサッシ原材料費の高騰、消費増税の反動減による国内サッシ事業の販売減などが影響した。昨年12月に開かれた記者懇親会で堀秀充社長は「資材のアルミ地金が円安で非常に高くなっている。どうしても減益で予想せざるを得ない」と説明。

 また「円安や為替の変動の影響で、商品の値上げを検討している。今年の春ぐらいにはできればと思う」と述べた。

 2014年は、省エネ性能と防火性能を備えた「APW330防火窓」と、世界トップクラスで国内最高の断熱性能を持つ樹脂窓「APW430」を発売。リフォーム分野では、リフォーム事業部を新設し、木造戸建て住宅用耐震補強フレーム「FRAME+(フレームプラス)」を発売するなど、リフォーム向け商品開発を強化した。

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