アメリカで誕生したスマートフォンをクレジットカード決済端末にするサービス「スクエア」が、リフォーム市場に本格進出する。
同サービスは1年半前に日本に上陸。特長は現場決済、利用業者の審査が不要であること。日本ではアパレル大手のユニクロが導入していることでも知られている。
利用方法は、まずウェブサイトで業者登録を行い、発送されるカードリーダーを受け取る。そしてスマートフォンやタブレットに専用アプリをダウンロードし、カードリーダーを接続するだけ。これでモバイル端末をカード決済専用のレジのように使うことができる。

登録後に届く小型カードリーダーをスマホやタブレットに取り付ける
同サービスを利用する上で、業者の審査は不要。売り上げから手数料3.25%を引いた金額が指定口座に振り込まれる。支払い方法はカードリーダーを通す以外に、メールによる請求書の送付、カード番号の入力にも対応している。
また売上金の詳細情報は、ウェブ上で確認することができる。例えばトイレ、バス、キッチンなど事前に工事ジャンルを設定しておけば、ジャンルごとに売上高を算出することが可能。
さらに会社とは別に担当者のアカウントを作り、会社のアカウントとひも付けすることで、全体売り上げに占める各担当者の売り上げ比率も見ることができる。
このほか売り上げに占める新規・OB客の割合、同業種の前週売り上げなどの確認も可能で、簡易的な業務管理ツールとして活用できる。
リフォーム市場での展望について、スクエア(東京都港区)広報の時松志乃さんは「リフォーム市場はカード決済に対応している業者が非常に少なく、魅力的なマーケット。当社サービスを使えば、修理などの小工事の際に施工、見積もり、支払いがすべてその場で可能となり、業務の効率化を図ることができます」と話す。
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