サ高住まで運営、生涯の「住」を支援
神奈川県で不動産の売買仲介、賃貸仲介と管理、新築、リフォームで100億円を売り上げるのがウスイホーム(神奈川県横須賀市)だ。同社は近年、エンドユーザーのライフサイクルのあらゆる場面で接点を持つサービス展開を行っている。目指すのは2021年度、現在の年商から倍増の200億円だ。
6月に開設したマンションリノベの展示場
リフォームショールームを開設
同社は、住宅だけでなく、様々な事業も展開している。例えば、保育施設やサ高住の運営、損害・生命保険の販売などだ。特に3年前に「住まいと暮らしのワンストップサービスの展開」というスローガンを掲げ、住宅だけにとどまらない、グループ全体の連携を強化している。
このうち、賃貸住宅を出て持ち家に住みたい20代に対してサービスを展開するのが、売買仲介とリフォームを組み合わせたワンストップ事業だ。
この拡販のために、4月、自社初のリフォームショールームを開設した。場所は横浜市内の湘南台駅前。店舗は1階に不動産窓口のある建物の2階100平米。店内には、200万円のリフォームパックとして販売する水まわり4点を展示。中古住宅の仲介に伴って、設備の交換をしたいと考える顧客を案内する。
不動産仲介と連携したリフォームショールームをオープン
「湘南台は小田急線、相鉄線、横浜市営地下鉄ブルーラインの3つ路線が交わるエリアで、これから人口が伸びると予測されています。物件の仲介とリフォームの需要が伸びると見込んでの開設です」(木部浩一社長)

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