品質保証を武器にシェアを拡大
リフォーム時の検査と保証がセットになった「リフォーム瑕疵保険」の普及が進んでいない。一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会(東京都港区)の発表によると、2016年度「リフォーム瑕疵保険」の発行実績は、トップのアイネットコープ埼玉(埼玉県さいたま市)の608件以外は100件以下にとどまっている。同社の藤田淳理事長に、「リフォーム瑕疵保険」の活用方法について話を聞いた。
【2016年度瑕疵保険証発行実績ランキング】
瑕疵保険を品質の保証書に
「第三者機関による品質チェックが入るので、『リフォーム瑕疵保険』を私どもの施工品質を担保するものとして活用しています」と藤田理事長は話す。
同社は、住宅の外壁塗装を中心に、年間10億円以上を売り上げるリフォーム会社。オリジナル塗料をOEMで作っており、その品質の高さを実証実験の結果をはじめとする資料でアピールすることで、他社との差別化を図っていた。競争の激化もあり、さらなる営業力の強化策として、2年半前に導入したのが、「JIOリフォーム瑕疵保険」だった。
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