LEDビジョンの販売やリースを手掛けるLMTOKYO(東京都渋谷区)は、LEDを活用したリフォームを提案している。窓の外に設置したLEDビジョンに広告を流すことで広告費の一部を収入として得るというものだ。多いときで月10件ほど設置するという。
LEDビジョンの購入者は、画面に流れる広告収入の半分を受け取る。1時間に15秒の広告を4回流すだけで、契約は月単位か年間契約となる。
購入者が負担するのは、本体の購入費とその設置費だけ。しかも「工場から直接パーツを仕入れているので、値段は安いのが強みだ」(小林憲人氏)
不動産業界出身でもある小林氏は、LED広告は利回りの良さが最大の魅力だと話す。「年15%の利率を実現します」
さらに、「LEDビジョンにビーコンを設置することで使い方も広がる」と話す。ビーコンとは、Bluetooth Low Energyという技術を使い、特定のスマホに通知を送るもの。これを利用すると、広告を見たユーザーのスマホの位置情報とアプリを取得・分析し、購入履歴と広告を照合することができる。「その広告を見て実際に商品を購入したかどうかが分かるので、広告効果も計算できる」(小林氏)

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