大手ゼネコンなどが続々参入
「Well認証」という新たな建物の評価基準が広がり始めている。「環境だけでなく、人にも優しい建物」に与えられる認証で、2014年に米国で出来た新基準。海外ではすでに1000件以上が認められ、外資系企業がオフィスを選ぶ際の基準とすることも多い。基準と認証までの過程を取材した。
←「Well認証」の認証マーク
人の健康にフォーカス
well認証は米国発の評価システムで、2014年頃から認められてきた。日本には3年前に来て、新築だけでなく建物改修でもこの認証が認められると主に海外からの評価が高くなる仕組みだ。Well認証のコンサルを行うヴォンエルフ(東京都千代田区)の川島実氏は「第三者機関により、環境や人に優しいビルをより良い建物として認定することで、外資系企業からの日本法人の誘致をしやすくもなります」と話す。

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