トラサン、現地調査にドローンを活用外壁塗装が150％の成長

・売上前年比150％増のトラサン社長に、急成長の理由を聞いた
・最近特に力を入れているのは法人向けの外壁塗装で、電話営業を実施
・現地調査にはドローンを使い、スタッフの安全確保やコスト削減を実現

　年商4億円のリフォーム会社トラサン（埼玉県久喜市）の外壁塗装が好調だ。売り上げは前期比150％増。工事件数は約150件。全体売り上げの半分におよぶ規模にまで拡大している。急成長の理由を久住和義社長に聞いた。

大型物件に適しており複数の建物をまとめて診断することができる

3年前に専門部署独立

　塗装事業拡大のきっかけとなったのは、3年前に外壁塗装部門を専門部署として独立させたこと。営業マンは2人。1人は下請けの塗装職人の中からユーザーの評価が特に高かった人を口説き落とした。もう1人は営業マンの中で外壁塗装の成約率が最も高かった人だ。

　集客は年7回のリフォームイベントとそのチラシのポスティングと紹介。また、外装リフォームについての勉強会を各地域の公共施設で開催してニーズの掘り起こしを行ってきた。1回の来場者は40～50組。今後は自社ショールームでの単独セミナーの開催を計画している。