ロンドンデザインフェスティバル2018リポートvol.3
大ぶりサイズ感やゴールドが特徴
昨年まで丸や三角などの形体モチーフが特徴的なポストモダニズムがトレンドとしてありましたが、今年はまた少し違って、円や直線、大ぶりなサイズ感、ゴールドなどを特徴とするアールデコを思わせるようなスタイルが会場で多く見られました。
アールデコは、もともとは、1920~30年代の流行したパワーやゴージャスを象徴するスタイルです。その分かりやすいモチーフが現代のインテリアに現れると、ダサカッコいいというか、空間にユニークさを生むように見えます。
アールデコとは?
1925年パリで開催された「現代装飾美術・産業美術国際博覧会」の略称を由来とする名称。直線的な幾何学模様が特徴的な装飾様式。当時の工業・産業の発展に伴い世界中で流行しました。
幾何学模様とゴールド、分かりやすいモチーフが空間にユニークさを生んでいる
菅原貴美子
interior design ENTRE DEUX(アントルドゥ)主宰
二級建築士/インテリアコーディネーター
立教大学卒。住宅メーカーの営業として勤務後、早稲田大学専門学校(現、早稲田大学芸術学校)建築科にて建築デザインを学び、卒業後、二級建築士に。建築設計事務所、不動産ディベロッパー、インテリアデザイン会社等にてこれまで10年以上住宅の設計、インテリアコーディネートに携わる。台湾在住経験あり。現在は年に数カ月をオランダで過ごし、さまざまな暮らしやインテリアに触れるとともに、その人らしさが表れる住まいをコンセプトにインテリアの提案をしている。
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