・中古住宅リフォームのウィルは、毎年20人前後の新卒採用に成功
・優秀な人材を獲得するために、紹介や口コミを通じた採用に徹底
・就活サイトを利用していた時より採用後の定着率は高まっている
特集:「人」で困らない経営
01【採用】
優秀な社員が採用できない、育てた社員が辞めてしまって困っている。こんな悩みを抱える会社は少なくないだろう。ウィル(兵庫県宝塚市)は、就活サイトに頼らないという異例の方法でこの課題をクリアした。
社員が志望者の相談にのる「社員面談」が採用や離職率低下につながっている
改修売上高14億円
兵庫、大阪で中古住宅のリフォームを手掛けるウィル。同社の改修売上高は14億6500万円。中古住宅仲介と改修をセットで営業するモデルで成功している。
成長の原動力は新卒社員だ。ここ数年20人前後を採用。2016年は20人、2017年は24人、2018年は23人に内定を出し、今年の春に入社予定だ。
若手の営業成績は抜群だ。例えば、営業の大石徹氏は入社2年目でリフォーム売上高1億2000万円弱を記録、3年目の昨年は1億8000万円超。単価600万円ほどの高額改修を次々と受注している。

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