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《テクノロジーが変える建設業界の未来vol.1》スタイル工房、IT技術が支える800万円超の現場

《テクノロジーが変える建設業界の未来 vol.1》スタイル工房、IT技術が支える800万円超の現場

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要約すると

・大型リフォーム工事の実績が多いスタイル工房に、現場ならではのことについて取材
・関わる人の多さによる問題や、在宅工事等、問題は多岐に渡る
・同社は、工程管理から情報共有まで様々な機能を持つアプリの導入により解決


 平均単価800万円超の大型リフォーム工事の実績が多いスタイル工房(東京都杉並区)。短期間で手離れが良い設備交換リフォームをこなしながらも、工期が長期にわたる大型リフォームをスムーズに進めていくには、高い現場管理能力が必要だ。そこで、今回は、工事部の稲見直紀マネージャーに大型リフォーム現場ならではの課題や問題点と、それらをどのようにクリアしてきたか、聞いた。

スタイル工房 稲見直樹氏(右)と竹原義晃氏(左)工事部 部長代理兼マネージャー稲見直樹氏(右)商品企画・購買・積算担当 竹原義晃氏(左)

案件ごとにチームを編成
プロジェクトメンバーで協力

 スタイル工房の施件数は年間150件、内30件を2000万円超の大型リフォーム工事が占めている。6人いる工事部の現場監督は、年間20~30件、常に5~6件の現場を抱え、大型リフォームに加え、200万~300万円クラスのリフォーム工事の管理を同時にこなすことになる。

 稲見マネージャーに大型リフォームの難しいポイントについて4つ挙げてもらった。(1)プランナーのこだわりが強く発揮される。つまり、プランに「遊び」の部分を持たせるなど、デザインや仕様が複雑になっていく。(2)特殊な工事が増えるので関わる人が多くなる。(3)同社の強みでもあるが、在宅の工事が多い。(4)施工費用が上がるので施主の期待値も上がる。課題や問題点は現場の規模が大きくなればなるほど増える傾向にある。

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