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築100年の古民家改装、天井裏の梁現すエラ・プラン

築100年の古民家改装、天井裏の梁現す エラ・プラン

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エラ・プラン(三重県津市)が最近手掛けるのは、事務所のある津市を北上した鈴鹿市の入り口にある、築100年の26坪平屋建ての全面改装だ。施主は50代前半の男性で、80代の母親との2人暮らし。「お母様は新築を希望しましたが、息子さんは古い家への思い入れが強く、結局、全面改装となりました」と話すのは同社の田中啓一社長だ。

 改装は"20年もてばいい"という施主側の要望もあり、骨組みの柱1本1本まで見直すようなことはせずに、天井裏の梁を現すなど古材を生かした。また、壁はクロスではなく漆喰に、床には厚み3cmの杉板を使用するなど自然素材をふんだんに使用した。

「正直にいえば、私は積極的に古民家再生を推進しません」と田中社長。"何にでも賞味期限がある"というのが同氏の考えで、どうしてもという熱い要望にはぜひ応えたいが、強度の点などで条件を出したり、確認することもあるという。

手掛けた古民家はゴールデンウィーク明けに完成し、完成見学会を実施する計画だ。折り込みチラシなどは入れないが、物件に近い鈴鹿、四日市の以前見学会にきてくれた客に案内する。

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