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不動産ERAに加盟、中古事業に参入アルフレッシュ

不動産ERAに加盟、中古事業に参入 アルフレッシュ

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「リファイン津みなみ」「同四日市みなみ」を運営するアルフレッシュ(三重県津市修成町)は、昨年9月にLIXILグループの不動産ネットワークERAに加盟し、中古住宅の流通に本格参入した。「物件を紹介する場で、リフォームの具体的な提案ができることが最大の強みだ」と話すのは統括責任者の山口浩輝氏。

これまでも同社には、物件購入を決めてからのリフォーム相談や、逆にリフォームの見積もり依頼をしてから物件購入を判断するケースが多かったが、「そうすると、施主側も施工側もお互いが一歩遅れるというデメリットがあった」(同氏)。一方で、"家を売る"といった最終出口の相談は、OB施主を多く持つ同社でさえも、ほとんどなかった。だが今後、リフォームと不動産を両方扱い、住まいの総合提案を行うことで、こうした場面にも対応できるようになる。

同社は2011年9月に行われた創業16周年記念イベントとその告知広告で不動産の新規事業についてOB客、地域客に積極的に案内した。イベントには200組程度が来場したが、その効果もあり、10件程度の中古物件受注につながったという。将来的には約5億円の年商のうち、1億円以上を中古物件絡みの売り上げにしたい考えだ。

中古住宅以外ではエコ関連と耐震工事に力を入れる。太陽光発電・オール電化の工事は増加しており、年間にして12〜13件を受注する。山口氏は「津店のスタッフ10名のうち、持ち家に住む人が6名。そのうち5名が自宅に太陽光を載せました。電力会社からの請求書などを実際にお客さんに見せ、説得力のある営業を行っています」と話している

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