今年で創業13年目を迎える浅井建築サービス(青森県青森市)では、今年特別に多かった雪害の対応に現在追われている。浅井完治社長に話を聞いた。
「今年は雪が多くて、私の印象としては青森市内の古い家の3分の1くらいで軒が壊れたのではないでしょうか。4月下旬のこの時期、雪が解けようやく足場をかけられる状態になりましたから、これから夏にかけ、依頼のあった20件程度の工事を順次やっていきます」。
「工事は、2階の雪が落ちて下屋根で軒が折れたケースが20~30万円、2階の軒折れは50万円程度かかります。雪害も火災保険で補償されるケースと補償されないケースがあり、当社の受注物件では半々というところ。ですから、損保会社の方も今大忙しですし、こちらの職人にしても大工2組、板金屋1社で回していますが、日程調整に心を砕いている状況です」。
「今回の雪害の受注に関しては、新規のお客さんが少し多かったです。電話帳に広告を出していて、"何でもやります"というような内容なので、頼みやすい雰囲気をお客さんに感じてもらえたようです」。

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