・大建建設は、若手社員の育成のために「社内大学」をスタート
・役付社員と新卒社員を対象に、月1回朝7:10から研修を行なっている
・現在3回まで行われ、サイバー藤田社長や慶應大田坂教授等の本を研修に使用している
若手育成で売上7.7億円目指す
新潟県内でリフォーム売上高7億円を超える大建建設(新潟県新潟市)は、若手社員の育成に力を入れ始めた。月1回、朝7時10分から社内大学「共育カレッジ」と名付けた研修をスタート。これまで順調に業績を伸ばしてきた同社。なぜ今、若手育成に力を入れるのか、高橋秀彰社長は「考える力を付けてほしい」と狙いを語る。(レポート・高田記者)
共育カレッジの様子
サイバー藤田社長の本を研修資料に使用
3月に始まった「共育カレッジ」。第1回は「『多重人格』対応の奨め」と題し、普段の人格と仕事の人格の切り替えについて紹介。これは多摩大学大学院の田坂広志特任教授の書籍「人は、誰もが『多重人格』という書籍から引用した文章とともに解説を行った。そこには、顧客には笑顔で柔和に対応できる人格、事務作業をするときは集中してミスをしない人格、部下を教育するときは真剣に叱る人格などを切り替えられる人が「仕事のできる人」という例が示されている。資料の最後には、「では人格を高め、才能を高めるにはどうしたらよいのか?」との問いかけで終わり、「考えること」を促した。

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