旧ダイア管理系の分譲マンションを中心に約13万6000戸を管理するマンション管理会社、コミュニティワン(東京都品川区)は、専有部分のリフォーム受注拡大に向けて入居者への告知活動を強化している。

▲更新時期を案内する小冊子
中でも重点的に情報提供しているのが、設備機器の交換時期の目安だ。入居者向けに配布する情報誌などに細かく交換時期や「故障のサイン」などを掲載している。この交換時期の目安に合わせて、棟別にリフォームの提案内容を変え、需要の掘り起こしを行っている。
「占有部のリフォーム工事のほとんどが、小修繕、小工事です。これをきっかけに設備更新、大型リフォームを獲得するためにタイムリーな提案を心掛けています」(リビング事業部長・難波比呂志氏)
同社のリフォーム工事件数は昨年度で約5800件、専有部分の売上高は約12億円だ。今後はタイムリー提案で何とかリピート受注率を高め、課題の大型受注を獲得するという戦略で売り上げアップを狙う。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/07更新)
-
1655号(2025/07/07発行)24面
-
1655号(2025/07/07発行)9面
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面