自社職人が年間数百件施工
年商2億円、リフォーム売上高8000万円の魚野建築(新潟県五泉市)が介護リフォームを強化している。同社は新潟市内に介護に関する機器の販売、レンタル、改修を行う事業所「うおのさぽーと」を展開しており、幅広く介護事業に取り組んでいる。
扉を引き戸に変えて手すりをつける工事も手早く行う
改修の多くは介護保険が適用される10万~15万円の少額工事。廊下や居室の手すりの設置や玄関のスロープの設置などが主だ。これらの工事に同社は年間数百件の規模で取り組んでいる。
同社に依頼が集まる理由は2つある。1つ目は自ら介護保険事業者の許可を取っていることだ。そのため、ケアマネージャーから信頼を得られ、連携しやすくなっている。2つ目がスピーディーな工事対応ができること。自社大工を10人抱えていることからスケジュールを調整して早期訪問することが可能になっている。
「建設業者が介護事業者の許可を持つのは近隣では当社だけです。そのため、他社ではできない介護に適した説得力ある提案をすることが当社はできるんです」(西田新一社長)

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