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経営支援会社の一楽、施工コストの削減を代行新規業者探しから価格交渉まで

経営支援会社の一楽、施工コストの削減を代行 新規業者探しから価格交渉まで

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年間5000万円下がるケースも

 外注の施工費をもっと下げて利益率を高める方法はないだろうか。こんな悩みを解決するのが経営支援会社の一楽(東京都中央区)だ。同社では住宅会社に代わって工事会社と価格交渉を行い、コストを削減するというユニークなサービスを行っている。施工費を下げるポイントは何かを聞いた。

一楽 施工費を下げるステップ

しがらみのない業者を

 「コスト削減は、これまで発注したことがない業者を探し出すことから始まります」。若園浩史社長は、外注費削減のポイントをこう語る。できるだけ多くの新しい業者を探し、今頼んでいる業者と同じ条件、同じ内容の仕事をいくらでできるのか、見積もりを取り、既存の業者と価格交渉に挑むのだ。

 「例えば100円で発注していた仕事を80円にしたい。こう経営者と決めたら、私どもの場合、全くしがらみのない会社、数十社に80円でやる方はいませんか、と呼びかけていくわけです。そうすると、中には70円でできますという会社さえ出てくる。そこで、既存の業者と、70~80円ほどの提案がありますが、いかがでしょうかと交渉していきます」(若園社長)

 結果、80円に下がる場合もあれば、そこまでは下げられないけど90円なら大丈夫ということもある。「80円は安い、と思い切って既存の業者から切り替えてしまうという方もいれば、やはり既存の業者と付き合いがあるので、引き続き継続するという方もいます。ただ、既存業者を選んだとしても、以前よりは10円安くなっていますので、結果として前よりコストは下がるわけです」

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