現場の消毒、二重手袋も
新型コロナウイルス感染症の影響が広まる中、ユーザーと社員を感染から守るために、現場での感染症対策に取り組むリフォーム会社が増えてきている。感染拡大を防ぐだけでなく、ユーザーに安心感を与えるためにも重要な課題の1つとなっている。
ドアノブ、インターフォン、ポストを毎回消毒
複数の人が触れる箇所に注意
年間約200件の外壁塗装を受注している塗装職人(神奈川県横浜市)は、施工現場での対策を強化。具体的には、スタッフのマスク着用や手の消毒に加え、現場スタッフと職人、ユーザーが頻繁に触れる3カ所の消毒を実施している。
1つ目はインターホン。対面での接触を防ぐため、作業開始や終了などの連絡は、無理に対面するのではなく、インターホン越しでの会話で済ませることも多い、2つ目はユーザーへの日報を投函するポスト。3つ目は、出入りに使う可能性がある玄関のドアノブ。これら3カ所を作業前と後に毎回消毒している。さらに、近隣挨拶に関しても、住民に不安を与えないように配慮。例えば、インターホン越しでの挨拶にとどめ、毎回手を消毒した上で工事の案内チラシをポストに直接触れないように投函している。

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