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《コロナに負けない経営~コンサルに聞く~》タナベ経営(前編)、「経営の100日プラン」作成を

《コロナに負けない経営 ~コンサルに聞く~》タナベ経営(前編)、「経営の100日プラン」作成を

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自社の体力見極め、「有事経営」推進

新型コロナの終息が見えず、厳しい状況が続くリフォーム事業者。今、どのような手を打つべきか。タナベ経営(東京都千代田区)で住宅会社などのコンサルを手掛ける「住まいと暮らしドメイン」チームでは、自社の置かれている現状を明らかにし、アフターコロナを見据えた「有事経営」を進めることが重要だと指摘する。今後どう動くべきか、「経営の100日プラン」を作るための方法を、タナベ経営への取材を元に解説する。(後編は5月25日号に掲載)

経営は環境適応業

コロナの終息がなかなか見えない中で、まず経営者が決断すべきなのは「変わる」ことだ。数々の企業の経営コンサルティングを手掛け、タナベ経営の創業者である田辺昇一氏は、「危機下における経営の原則」として、「窮すれば変じ、変ずれば通ず」と説いた。つまり、経営が苦しかったり、行き詰まったりしたら変わる必要があり、変われば新たな展開が起こるということだ。

同社の中村敏之常務取締役はこう語る。「コロナで世界は一変し、変容した社会は元に戻らないのではないと考えるべきです。経営は環境適応業。原理原則を踏まえ、今こそ変わってしまった環境に適応していかなければならない」

今、次、未来で考える

変わる、と決断したら、次は、3つのステージを認識することが重要だ。3つとは、今、次、未来。将来が見通しにくい中ではあるものの、状況を3つのステージに分け、それぞれ何をすべきかを決めることで経営判断はしやすくなる(下図参照)。

タナベ経営 今、次、そして未来で考える※赤字は田辺昇一氏の経営の原理原則

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