断熱工事などの下請け事業が中心だった防長工務(山口県周南市)が「リフォームマイスター周南」の屋号で元請けを開始して1年が経過した。

第一号受注へつながった手書きチラシ
「今期は売上高約1億円を目標に掲げられるようになりました」
こう語るのは、二代目社長、岡成弘志さん。現在でも下請け工事で年間4億円弱の売り上げがあるが、新築需要の先行きを考えると、新たな事業へ一歩を踏み出さなければならないと決意。
リフォーム事業経験者を1名採用したが、4カ月経ってもいまだ注文はこなかった。そこで「システムキッチン工事費込みで43万円。限定3名様」を売り文句にした手書きチラシを作った。このチラシで来たお客さんが受注第一号の工事となった。
これが転機となって、今ではチラシとウェブの集客手法で毎月20件は問い合わせが来るようになった。
「今後の課題は契約率を高めること」(同社長)という。
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