相談会に来場41組
新型コロナの感染者が少ない県では、反転攻勢に出始めたリフォーム会社もある。感染者数がいまだ0人の岩手県のリフォーム会社陽だまり工房(奥州市)は5月9、10日に盛岡市と宮城県仙台市の2店舗で相談会を開催。盛岡会場には41組が来場し、21組の現調アポイントを獲得した。2日間の売り上げ見込みは5000万円だ。
仙台店は透明なパーテーションで感染対策
「お祭りを待っていたという印象のお客様が多かった。県内感染者がいなかったことが活発な来場につながったと思います。水まわり4点セットなど単価の高い工事の依頼も多く受けました」(菊池大助社長)
一方、仙台店にも17組が来場した。5月9日時点で県内感染者は88人だったものの、トイレや給湯器など早期に機器の交換をしたい顧客が集まった。
同店は感染対策として、打ち合わせテーブルの上から透明なパーテーションを吊り下げた。飛沫を防ぎながら顧客と営業マンがお互いに顔が見られるようにした。
「感染者が出ていることもあって、まだまだ大型案件には繋がりにくいですが、これから変わっていくものと期待しています」(菊池社長)
これを受けて同社は5月16、17日にも他の店舗でイベントを開催し、集客活動を本格的に再開している。

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