有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

【住宅リフォーム売上ランキング2012・注目企業】リフォーム業界の2強に聞く!これからの戦略

【住宅リフォーム売上ランキング2012・注目企業】リフォーム業界の2強に聞く!これからの戦略

このエントリーをはてなブックマークに追加

1000億円台の攻防を繰り広げているリフォーム業界の2強が、住友不動産グループと積水ハウスグループ。今年度のリフォーム事業の売上計画と今後の戦略をアンケート形式で回答してもらった。

住友不動産グループ
小野寺研一代表取締役社長

中古住宅流通含めたトータルサービスの体制構築

―――7年連続で売上高第1位となった。
お客様にご評価いただき、昨年に引き続き7年連続で売上高第1位を達成できたことは、大変光栄。引き続き顧客ニーズに即した商品・サービスの提供に努め、売上高をさらに伸ばしていきたい。

―――今期、重点を置いているリフォーム内容は何か。
第一に、CS(顧客満足度)および品質を一段と向上させることが重点課題。中でも施工の検査体制は強化していく。また今後、中古住宅に対する価値の見方が大きく変わってくることが予想され、流通を含めたトータルサービスができる体制作りを行いたい。

―――家電量販店などの異業種参入が続くリフォームマーケットをどうとらえているか。
リフォームは成長期待の大きい分野であり、異業種からの参入は以前からあった。ますます競争が激化する中、弊社としては7年連続売上高第1位の実績をもとに、さらなるCS・品質の向上に努め、これからもお客様に選ばれるリフォーム会社を目指していく。

積水ハウスグループ
阿部俊則代表取締役社長兼COO

太陽光、断熱リフォームで"今が快適な空間"を提案

―――住友不動産グループの背中が見えてきた。今年度の売上計画は。
2010年からの3カ年にわたる中期経営計画で2011年度にグループ1000億円突破を目指してきたが、このたび予定通りに達成することができた。今年度はさらなる事業拡大を行い、1250億円を計画している。

―――今後、重点を置いているリフォーム内容は何か。
当社の「生涯住宅思想」に基づいた"いつも今が快適な"空間提案を行っていく。今期は特に「太陽光リフォーム」や「断熱リフォーム」に注力してく。

―――今回の住宅リフォーム売上ランキングで初めて家電量販店のエディオングループが10位にランクインした。さらに今期は410億円の売上計画を立てている。異業種参入が続くリフォームマーケットをどうとらえているか。
これまでわが社は、211万戸の住まいづくりに携わってきた。その実績をもとに住宅会社らしいリフォーム提案を強化して、差別化を図っていく。

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる