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土居リフォーム展示場に104組が来場コープ住まいるえひめ

土居リフォーム展示場に104組が来場 コープ住まいるえひめ

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平成18年に設立され、現在までに大小合わせ約3400件のリフォーム工事実績のあるコープ住まいるえひめ(愛媛県松山市)では、リフォーム展示場として同社の中古住宅再生「美っくりホーム」モデルルームを活用している。

中古住宅再生「美っくりホーム」

同社が実際に中古住宅を購入し、耐震や断熱、白アリ工事とリフォームを行ったもので、現在ある土居展示場は1200万円の中古住宅に1000万円のリフォームを行い、2200万円の家となっている。展示場使用後は1980万円で販売する。

展示場を設けた理由について、同社の中山憲章専務は「新しいマイホームの取得方法として美っくりホームを知っていただきたいのが1つ。もう1つは、新築のモデルルームは随所にあっても、リフォームのモデルハウスは見当たらないという現状でした。実際に来場される方はほとんど後者が目的のようで、住宅エコポイントの時にはペアガラスの設置状態などをよく見に来られていました」と話している。今年度はこの展示場に104組の来場があった。

同社のメーンとなる客層は持ち家に住む55歳以上の高齢者のため、水まわりを中心とした住宅設備の入れ替え工事が多いが、設立当初から無料で行っている「住まいの健康診断」も新たなリフォームの掘り起こしの一助となっている。

また、太陽光発電の設置工事では地元アドバンテック社製品を2年前から扱い始め、瞬間的に売り上げを伸ばしたが、それ以降は伸びが鈍化している。ただ、同社では組合員宅のほか取引先の法人も顧客であるため、食品工場や倉庫、事務所での太陽光設置が、LEDの取り付けとともに増加しているようだ。今後は太陽光発電に限らず、エコリフォームに力を入れたいとしている。

同社のリフォーム売上高は、今年度9月期決算で昨年度から横ばいの約6億円に着地する見通し。

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