新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、リフォーム会社が回復させるべきはOBからのリピート受注―――。リフォーム営業マンを中心に1万人以上の営業マンに指導してきたマーケティング・トルネード(愛知県名古屋市)は営業を再開したリフォーム会社が再び成長するためには、会社のコロナ対策を顧客に愚直に訴え続けること、と主張する。
会社の信頼獲得はOBから
「まずはOBの信頼回復。細かな工事をつないで、地域で安全な会社をPRする。新規が取れるのはそこからです」。佐藤昌弘社長は、コロナショックでリフォーム会社が取るべき道筋を描く。このご時世、OBから信頼を集められない企業が新規から相談を得ることは相当難しい。まずはOBで足場を固めようというのが佐藤社長の考える業績回復方法だ。
そのために行うのが、自社がいかにコロナ対策を万全に行い、感染防止に取り組んでいるかを手紙にしてOBに1件1件送付すること。届いた頃に電話をして、再度説明する。ウェブだけではなく、手紙や電話を使うことで、顧客を気にかけていることをアピールする。その際に困りごとがヒアリングできて小工事でも受注できれば十分だ。

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