リフォーム・ガス事業を手掛けるミヤプログループのミヤプロ塾(栃木県宇都宮市)は、ガス事業者向けにリフォームビジネスを成功に導くための支援を行っており、今年第4回目の研修会「リフォーム道場無門館」を10月4・5日に開催した。勉強会は2日間にわたり行われ、ガス会社13社の21名が参加した。

これまで300名のガス会社社員が研修を受けたミヤプロ塾の様子
会の冒頭で佐藤僖芳会長は京セラ創業者の稲盛和夫氏の言葉を引用して「人生、仕事の結果は『考え方』×『熱意』×『能力』で決まります。特に考え方や行動を変えない限り成果は変わりません」と強調した。
続いて、各ガス会社が制作してきた営業マンの「キャラクター名刺」の講評会。これは営業マンが消費者に自分のことを伝えるためのA4サイズの大型名刺。顔写真の選び方、難しい名前にはフリガナを送る、会社の電話番号だけでなく自分の携帯番号も載せるといった点を指摘。ミヤプロ塾の中川良治社長は、「見込み客が見つかったら、その次は親しくなること。そのためには、お客さんに己を知ってもらうことが必要ですが、言葉より目に見えるもの、このような自己紹介ツールが効果的」と話した。
その後、給湯器を使用して10年以上が経過したユーザーに対して、高効率給湯器へのリニューアル提案の実績について、参加したガス会社の営業マンから1社5分の持ち時間で発表があった。
中川社長は「給湯器は10年以上使うとお客さんはおっかなびっくりで使っている人も多い。プロとして取り替えの決断を迫ることも重要」と話す。
ミヤプロ塾は今期で10年目。1年で6回の研修がある。「これまで300名以上が参加しています。社会貢献としてこれからも取り組んでいきたい」(佐藤会長)

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