レフォルマ(東京都港区)では、任意売却物件をリフォームして仲介するサービスを強化している。任意売却とは、住宅のローンなどが支払えずに、自宅が競売にかけられてしまう前に、金融機関などと交渉し、競売よりもより有利な条件で不動産の売却をするというもの。一般の不動産市場価格とほぼ同額で売却できるケースが多く、市場よりも割安に取引される競売よりもオーナーの金銭的メリットが高い。
レフォルマではローン返済で困るユーザー向けの不動産コンサルティングを手掛けており、「レフォルマ任意売却センター」といった相談サイトを運営。また、伊藤光記社長は「ストップ競売!マイホーム任意売却のススメ」という書籍も執筆している専門家だ。
同社では中古+リフォームを推進するリノベる(東京都渋谷区)と提携しており、不良債権となった中古物件をリノベるのサイトに載せ、一般消費者の目に触れる機会を作り、購入を促すという連携を図っている。 「リストラ、収入減、『ゆとりローン』の失敗などで、ローンが払えなくなってしまうケースが最近増えてきています。市場相場に近く、なおかつ早期売却を目指すためにはリノベーションも合わせて提案することも重要で、返済に困った方のお役に立つことができると思います」(同社長)
レフォルマはその他にも中古再販事業を手掛けている。

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