小工事減らし、利益改善
外構リフォームを中心に、リフォーム売上高で9億円近くを売り上げるハイブリッドホーム(東京都千代田区)。同社では売上高の7割近くをOBが占めるなど、OBフォローに特徴がある。しかし、昨年から月1でOB訪問する「ホームアドバイザー」を減らすなど、新たな取り組みも始めている。
【リポート/編集部 高田遥介】
新たに立ち上げた「そとリノ」のホームページ
カスタマーチャージが月1訪問
同社は前期比10%増の8億8000万円のリフォーム売上高を記録し、そのうち7割近くがOBによるリピートだった。工事の割合も、半分以上で外構リフォームが占め、同社の差別化戦略の1つとなっている。
「新築建売を購入されたお客様から、外構だけ依頼されることもあります。新築のハウスメーカーは、外構は営業マンのポイントにならないということで、酷い提案もあると聞きます。それで、近所で外構リフォームをしている会社と聞き、連絡をくださることがある。平均単価はリフォームだと300万円、新築だと500万円になります」(古澤智一社長)
同社のOBフォローは、大きく4つのランクにわけている。一番上の上得意からA客、B客(1300世帯)、既工事客(1300世帯)となっている。5年以内に工事がないと、その後リフォーム依頼をもらった場合、新規客となる。

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