新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言解除後、新規感染者数が増加しているため、これまで以上に慎重な感染症対策が求められている。現場調査を行う場合、感染リスクがゼロであるオンラインを可能な限り活用することが望ましい。直接現場に行く場合、しっかりとした感染対策を行うことが不可欠だ。
訪問者の健康管理を徹底
施主宅訪問前は検温などの健康チェックを行い、症状がないことを施主に伝えよう。例えば、健康状態などを記入したカードを用意し、施主に見せる。訪問前に検温し、その体温を記入しよう。一方、症状はないが感染しているという可能性はゼロではない。万一、訪問者が訪問後に発症した時に備えて、迅速に確認できるよう入退出の日時を記入することが求められる。また、普段からマスクの着用や手指の消毒などの感染症対策を行い、感染リスクの削減に努めよう。
屋内の現場調査はより慎重な感染症対策を
ある程度の規模以上の工事の場合、直接現場を訪問しての調査は避けられない。特に屋内の現場調査にはオープンな屋外での場合以上に感染症対策を万全にする必要がある。
現場を訪問する場合、まずマスクの着用など基本的な感染症対策が求められる。そして、訪問者の健康管理を記録したカードの用意や、短時間、少人数での現場調査、道具の除菌などの対策を行い、細心の注意を払おう。

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